都心・山手線内/Heart of Metropolitan

no. 501

Key Features

・外苑前駅から徒歩5分
・自然派ワイン約500種類
・醸造家に着目したお店
・独特なお店の雰囲気
・角打ち、バイザグラスの提供も
・マリアージュを意識した食事も楽しめる

ワインにハマり始めた2017年にこのお店に行って結構興奮したのを今でも覚えています。ワインを勉強し始めた時って新しいワインに興味津々なのですが、なんせみたことのないワインだらけだったので。2016年12月にオープンしたno.501 (ナンバーゴーマルイチ)は、当時はまだ知られていなかったと思いますが、今では自然派ワイン好きであれば必ず知っていると行っても過言ではない、というくらい有名なワインショップになっています。

まだ右手で数えるくらいしかno.501には足を運べていないのですが、個人的に勝手にこのお店の特長だと感じたのは、醸造家をアーティストと捉えて、そのアーティストをできるかぎり多く紹介したい。そんな想いを感じるようなところではないでしょうか。ある醸造家のワインのフルラインナップが置いてある、というよりは、様々な国の様々な作り手のワインが置いてあって、色々なアーティストのワインを見つけることができる。そんな楽しみのあるお店です。

お店のFacebookページから拝借。
入口の向こうには無機質なラックに数々のワインが並べられていて、不思議な世界観を作りあげている。

私が2018年にお伺いした時は、この特長的な店内のラックが、それぞれ国ごとに区画を分けられていて、国ごとにどんなワインがあるんだろう、と探すのがとても面白かった。正にアーティストを展示するギャラリー、というイメージ。

ワインショップNo.501 内観
店内のBarカウンターのスペースから見た店内。

そして今はわかりませんが、当時はイタリアソムリエ協会(AIS)の認定ソムリエの女性がいて、かなり多くのワインを詳しくかつ平易に解説してくれて、彼女に案内してもらうのもとても楽しかった。まだいらっしゃるんでしょうか。このお店では「自分にあうワインを見つけよう」ということもお店のコンセプトとしてあるので、今でも店員さんに聞けばきっと色々な提案をしてくれると思います。

ワインショップ No.501 内観3

no.501ではおよそ500本ほどのワインが置いてあり、またそれとは別にある倉庫にもかなりの数のワインが置いてあるそうです。とにかくメジャーな自然派生産者からマイナー生産者まで、目白押し。そのことは、no.501のFacebookページを見るとよくわかります。頻繁に入荷したワインを上の写真のような形で紹介していますが、例えばマルセルラピエール、マルセルダイス、グラヴナーなどの超有名生産者から、セバスチャンリフォー、プリンチッチなどの自然派好きからすればかなり有名な生産者、そもそも日本になかなか入ってこない生産者や生産量3haくらいしか作っていない若手の生産者のワインまで、取り扱いの幅がとても広い。やっぱりアーティストのギャラリーなんだなぁ、なんて感じます。Facebookのページのワイン紹介見ていても行きたくなりますが、インスタライブで生産者の紹介なんかもやられていて、作り手に対する愛も感じますね。no.501という店名も、ビオディナミのワイン生産に使われるプレパラシオン(調合剤)の名称だし、お店のロゴも店名の左に牛の角が入っていて、そんなところからも感じますね。

ワインショップNo.501 ワインたち

店内の奥にはBarカウンターのあるスペースがあり、そちらではワインをby the glassで数種類提供していたり、また食事も楽しめるようになっています。ボトルでの注文ももちろん可能(要するに買ったワインをその場で抜栓する角打ち)と思います。自然派ワインが大好きな人ももちろんですが、自然派ワインをあまり飲んだことのない人も色々と試飲できて、また自然派ワインとのマリアージュを意識した体に優しそうな食事の提供もあって、幅広いかたが楽しめる、そんなお店だと思います。

No501の食事
General Information

住所: 東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑
Tel: 03-6721-0510
定休日: 不定休
ウェブサイト: http://bottle.tokyo/no501/#main