・日本ワインと自然派ワイン
・こだわりを感じるワインセレクト
・選りすぐりの日本酒と焼酎
・風情のある店構えと店内
神奈川県厚木市にある望月商店は、創業が大正8年と非常に歴史のある酒屋さん。2018年に建物が昔ながらの酒屋さん、という様相からガラリと変わりリニューアルされ、2019年に創業100周年を迎えています。
建物自体が昔の石造りの倉のようなつくりになっていて、とても風情のある佇まいです。子供を厚木にある公園に車で連れて行ったときに通りがかって、その独特なお店の風貌に思わず足をとめて、というか車を止めて、お店に入りました。以前のお店の写真を拝見すると、普通に街中にある酒屋さん、というお店の外観だったので、ずいぶんと変わったと思います。こういう建替えはとてもセンスがいいですね。
望月商店は日本酒や焼酎が取り扱いとしてはメインのようで、貴重なものや珍しいものも取り扱っていそうな感じですが、ワインもそれなりに置いてありました。恐らく150本くらいあるイメージでしょうか。私が伺ったのは2019年の初めの頃だったと思いますが、印象としては日本ワインと自然派が多め?という感じでした。上の写真の焼酎の陳列の裏がちょうど日本ワインがぎっしり置いてありました。今日望月商店さんのウェブサイトを見ると、熊本ワイナリーの菊鹿シャルドネや共栄堂、tettaなどの日本ワインが入荷されていて、こだわりぶりを感じます。なかなか普段見ることのない日本ワインにも出会えるかもしれません。
日本ワインしか扱っていないか、というとそんなこともなく、海外ワインはセラーの中にありました。上野写真をよく見るとわかるのですが、手前の列とは別に奥にもワインの陳列が見えますよね?ちょうどこの写真の更に右手に扉があって、中に入れるようになっているんですね。中から全てのセラー内ワインが見えるようになっています。ヴァンナチュールなど自然派ワイン好きな人が上の写真を見れば、なんとなく自然派系が多いのかな?と察する人も中にはいらっしゃるかもしれないですね。
なんとなくですがフランスの自然派ワインが多いイメージでした。気のせいかもしれませんが。。。ほかのお店でも見ることがある自然派ワインもある一方で、なかなか見ることのないようなワインも結構ありました。上の写真はバニュルスにあるカーヴ・デ・ノマードさんのワイン。この時に初めて見ました。買えばよかった、と後悔してるんですよね、ポルトガル出身の作り手さんでポルトガルでシュタイナー農法を学んだ方だそうです。
1000円くらいのワイン、というよりも2000円~1万円くらいのワインを取り扱っているイメージでしたが、3代目の店主さんはその提案力にとても定評のある方のようで、店主の方以外も当然色々な相談に乗ってくれると思います。日本ワインや自然派ワインに興味がある方は、厚木に立ち寄ることがあればぜひ。
General Information
望月商店
住所:神奈川県厚木市旭町3-17-27
電話:046-228-2567
定休日:毎週水曜日
ウェブサイト:https://motimoti.com/