書籍紹介

今後白ワインが流行る?ーWinart最新号

赤ワイン、ロゼワイン、白ワイン、あなたはどれを一番飲みますか?

そう聞かれると、「赤ワイン」という人が結構多い気がしますよね。

ワイン雑誌の代表格の1つ、「Winart/ワイナート」の最新号が発売されましたが、今回のワイナートでは、「今後白ワインブームが来るかも?」ということで、全ページのおよそ半分を割き、白ワイン品種の最新動向にフォーカスされています。

ワイナート2021年春号
Winart 2021年春号(103号)ー白ワイン品種の最新ガイド

実は私の場合、圧倒的に白ワインの方をたくさん飲むんですよね。理由は簡単で、妻が赤ワイン飲まないから、なんですが(笑)

とはいえ、仮に妻が赤ワイン飲んだとしても、それでも白ワインの方が多いかな、という気もします。というのも白ワインの方が全体的に食事に合わせて飲みやすいですよね(ペアリングにいいかどうか、ではなく、食事をしながら飲む気分になりやすい、という意味ですね、どちらかというと)。

そして白ワインの方が味わいのレパートリーが豊富だと思います。以前、有名なフレンチレストラン、ひらまつにお伺いした際に、そこのソムリエの方が同じことをおっしゃっていました。「ワインを飲めば飲むほど、白ワインの方が面白いから好き」という方は結構多いそうです。

白ワインの葡萄品種としてのメジャー品種であるシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブランによりフォーカスを当てて、最近の動向を知れる本特集はかなり興味深い。それ以外にもオーストラリアでフィアーノがなぜ栽培されるようになってきたか、という話など、ちょこちょこと面白い話もあって、なかなか読み応えのある特集記事になっています。

白ワイン、流行るかなぁ。